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1: 入院すらできない。コロナになったら完全アウト
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/amp/000214126.html?a=news&b=nss&__twitter_impression=true

3月1日に258人だった大阪の自宅療養者はここ1カ月で一気に増え、4月25日には1万人を超えました。入院が必要な人が自宅療養を余儀なくされています。

▽入院すべき人もできない…病床ひっ迫の大阪
血液中の酸素飽和度を測定する女性。自宅療養中で毎日、体温と共に記録していますが深刻な事態に陥っていました。
自宅療養する女性(52)
「(夫が)死んじゃうんじゃないかなって本当に思いました。死んでたらどうしようって」

大阪府内に住む52歳の女性。4日に大学生の息子が陽性になり、同居する家族3人に感染が広がりました。特に症状が重かったのは53歳の夫です。
自宅療養する女性(52)
「39.8℃とか39.7℃とかずっと40度近かったので、保健所にも言ったですけど『意識があるんだったら解熱剤で様子を見てください』ということで」

▽「肺炎起こしていると思うけど、何とか耐えといてください」
保健所から酸素飽和度を測る機器が届きましたが、混乱しているためか電池も入っていません。知人に買ってきてもらい計測すると…
自宅療養する女性(52)
「酸素飽和度が90%だったんです。アラームが鳴ったので、これはまずいよねと思って」
厚生労働省の診療の手引きでは酸素飽和度93%以下は酸素投与が必要で入院が必要な値なのですが、保健所の指示は「ホテル療養」でした。

自宅療養する女性(52)
「ホテルに行っても、看護師さんはいらっしゃいますけど『何の処置もできないので、自分で解熱剤を持っていってください』『肺炎起こしてると思うけど、入院はすぐには多分できないから何とか耐えといてください』と」

その夜、女性はホテルに移動した夫にLINEで連絡を取ります。
『看護師さんに熱が高いこと言ってね』
『こうなったら自分の命は自分で守るしかない』
『お父さんのホテル、看護師さんいる?』
自宅療養する女性(52)
「主人に何度もずっと電話、LINEが既読にならないので死んでいたらどうしようっていう一晩でした。」


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